種類・比較ヨガの種類一覧|初心者でもわかる自分に合うスタイルの選び方
ヨガには多くの流派・スタイルがあり、運動量も目的も大きく異なります。結論から言えば、初心者はまず「リラックスしたいのか・しっかり動きたいのか・汗をかきたいのか」という目的を一つ決め、それに合うスタイルから入るのが失敗しにくい選び方です。この記事では代表的なヨガの種類を特徴・運動量・向いている人の観点で一覧整理し、目的別の選び方と、最初の一歩の踏み出し方を紹介します。なお流派の定義や呼び方はスタジオによって異なる場合があり、効果の感じ方にも個人差があります。持病や体調に不安がある方は、始める前に医師に相談してください。
先に結論:迷ったら「目的」から選ぶ
種類の多さに迷ったら、流派名から選ぶのではなく「自分が何をしたいか」から逆算するのが近道です。リラックス・ストレス軽減を重視するなら陰ヨガやリストラティブ、ハタヨガなどの運動量が穏やかなスタイル。体を動かして運動量を求めるならヴィンヤサやパワーヨガ、アシュタンガ。発汗やリフレッシュを求めるならホットヨガや溶岩ヨガが候補になります。
初心者がいきなり運動量の多いクラスや上級者向けの流派に入ると、ポーズについていけず続かない原因になりがちです。まずは「初心者向け」「ベーシック」と明記されたクラスから始め、慣れてきたら別のスタイルを試して比較するのがおすすめです。
- リラックスしたい → 陰ヨガ・リストラティブ・ハタ(穏やか)
- しっかり動きたい → ヴィンヤサ・パワーヨガ・アシュタンガ
- 汗をかきたい・温まりたい → ホットヨガ・溶岩ヨガ
- 柔軟性を高めたい → 陰ヨガ・ハタ(基本ポーズ中心)
- まず雰囲気を知りたい → 常温のベーシッククラスやオンライン
ハタヨガ|すべての基本となる入門向けスタイル
ハタヨガは、ポーズ(アーサナ)と呼吸を組み合わせる、いわゆる「ヨガ」の基本的なスタイルです。多くの現代的なヨガはハタヨガを源流に持つと言われ、一つひとつのポーズを比較的ゆっくり丁寧に行うため、初心者が基本を学ぶのに向いています。
運動量は穏やか〜中程度で、ポーズの取り方や呼吸の基礎を身につけたい人に適しています。なお「ハタ」が指す範囲はスタジオや指導者により幅があり、内容は流派により異なります。
- 運動量:穏やか〜中程度
- 向く人:ヨガが初めての人、基本を丁寧に学びたい人
- 特徴:ポーズと呼吸の基礎を学べる入門の定番
ヴィンヤサヨガ|呼吸と動きを連動させる運動量多めのスタイル
ヴィンヤサヨガは、呼吸に合わせてポーズを途切れなく流れるようにつなげていくスタイルです。動き続けるため運動量はやや多めで、リズミカルに体を動かしたい人やヨガに有酸素的な要素を求める人に人気があります。
クラスごとにポーズの構成が変わることも多く、変化を楽しめるのも特徴です。一方でテンポが速いクラスは初心者には難しく感じる場合があるため、最初はゆっくりめのベーシッククラスを選ぶと安心です。
- 運動量:中〜やや多め
- 向く人:体を動かしたい人、リズムよく流れる動きが好きな人
- 特徴:呼吸とポーズを連動させ、流れるように動く
アシュタンガヨガ|決まった順番で行うアクティブなスタイル
アシュタンガヨガは、決められた一連のポーズを毎回同じ順番で行うのが特徴のスタイルです。運動量が多く、体力や集中力を使うため、しっかり動きたい人や上達を実感したい人に向いています。
順番が決まっているため自分の上達が分かりやすい反面、強度が高めなので初心者は「ハーフ」や「初心者向け」と案内されたクラスから始めるのが無難です。体への負担が気になる場合は無理をせず、指導者に相談しましょう。
- 運動量:多め
- 向く人:しっかり動きたい人、決まった流れで習熟したい人
- 特徴:固定された順番のシークエンスを繰り返す
パワーヨガ|運動量を重視するフィットネス寄りのスタイル
パワーヨガは、ヴィンヤサやアシュタンガの要素を取り入れたフィットネス色の強いスタイルとされ、運動量を重視したい人に選ばれています。筋力を使うポーズが多く、しっかり体を動かしたい人に向いています。
名称や内容はスタジオにより異なる場合があるため、強度が気になる人は事前にクラスの難易度を確認するとよいでしょう。
- 運動量:多め
- 向く人:運動量を求める人、フィットネス感覚で取り組みたい人
- 特徴:筋力を使うアクティブな構成
ホットヨガ|温かい環境でじっくり汗をかくスタイル
ホットヨガは、室温と湿度を高めに設定したスタジオで行うヨガです。温かい環境で体を動かすため汗をかきやすく、発汗によるリフレッシュ感を求める人に人気があります。スタジオによって温度・湿度の設定や使うポーズの構成は異なります。
発汗量が多くなりやすいため、こまめな水分補給が大切です。暑さに弱い人や心臓・血圧などに不安がある人は、始める前に医師に相談してください。ホット系のスタジオを探すならLAVAやカルド、ロイブ、ホットヨガスタジオオーなどが代表的です。
- 運動量:スタイルにより穏やか〜多めまで幅広い
- 向く人:汗をかきたい人、温かい環境で動きたい人
- 特徴:高温多湿の環境で行い発汗しやすい
- 注意:水分補給を忘れずに。体調・持病に不安があれば医師に相談
溶岩ヨガ|溶岩石プレートの上で行うホット系の一種
溶岩ヨガは、溶岩石を使ったプレートやベッドから出る熱の上で行うスタイルで、ホットヨガの一種に位置づけられることが多いです。エアコンで室温を上げる一般的なホットヨガとは温め方が異なるとされますが、設備や呼称はスタジオにより異なります。温かい環境で発汗を促したい人に選ばれています。
こちらも発汗しやすいため、水分補給と体調管理が大切です。溶岩系のスタジオ例としてはアミーダ、インシー、ビオン、ララアーシャなどがあります。
- 運動量:穏やか〜中程度のクラスが中心
- 向く人:発汗したいが激しい運動は避けたい人
- 特徴:溶岩石の熱を利用したホット系の一種
- 注意:温め方や設備はスタジオにより異なる
陰ヨガ・リストラティブヨガ|深いリラックスを重視する穏やかなスタイル
陰ヨガは、一つのポーズを数分かけてゆっくり保ち、深い呼吸とともに体をじっくりほぐしていく穏やかなスタイルです。リストラティブヨガは、ブロックやボルスター(クッション)などの道具で体を支え、力を抜いて休息することを重視するスタイルです。どちらも運動量は少なめで、リラックスや柔軟性の維持を目的とする人に向いています。
激しく動かないため初心者や運動が苦手な人にも取り組みやすく、ハードなクラスの合間に取り入れる人もいます。とはいえ長く同じ姿勢を保つことが体に負担となる場合もあるため、痛みを感じたら無理をしないようにしましょう。常温でこうした穏やかなクラスを探すならスタジオ・ヨギーやzen placeなどが候補になります。
- 運動量:少なめ
- 向く人:リラックスしたい人、運動が苦手な人、柔軟性を保ちたい人
- 特徴:ポーズを長く保つ/道具で支えて休息する
常温ヨガ・伝統的なヨガ|温度に頼らず基本を学ぶスタイル
常温ヨガは、特別に室温を上げない通常の環境で行うヨガの総称です。暑さが苦手な人や、発汗よりもポーズや呼吸そのものに集中したい人に向いています。伝統的なヨガの考え方を大切にするスタジオでは、呼吸法や瞑想を含めてじっくり学べることもあります。
本格的に学びたい人や、指導者養成(ティーチャートレーニング)に関心がある人は、専門性の高いスタジオを選ぶのも一つの方法です。常温・伝統系ではスタジオ・ヨギー、ヨガ専門で養成にも力を入れるところとしてアンダーザライト、ピラティスと併設のzen placeなどがあります。
- 運動量:クラスにより穏やか〜中程度
- 向く人:暑さが苦手な人、呼吸やポーズに集中したい人、深く学びたい人
- 特徴:温度に頼らず基本や呼吸・瞑想を学びやすい
オンラインヨガ|自宅で気軽に始められる選択肢
オンラインヨガは、自宅などでスマホやパソコンを使って受けられるサービスです。スタジオに通う時間が取りにくい人や、まず気軽に雰囲気を試したい初心者に向いています。ライブ配信形式や、好きな時間に視聴できる動画形式などサービスにより方式は異なります。
種類を問わず幅広いプログラムが用意されていることが多く、複数のスタイルを試して自分に合うものを見つけるのにも使えます。オンライン中心のサービスではSOELU、うちヨガ+、LEAN BODY、ヨガログなどがあります。
- 運動量:プログラムにより選べる
- 向く人:通う時間がない人、まず気軽に試したい人
- 特徴:自宅で受けられ、複数スタイルを試しやすい
目的別・自分に合うスタイルの選び方
ここまでの種類を、目的に応じて整理します。あくまで一般的な傾向で、同じスタイルでもクラスや指導者により内容は変わります。気になるスタイルが複数あれば、体験レッスンで実際に試して比べるのが確実です。
初心者におすすめの始め方
初めての人は、まず「初心者向け」「ベーシック」と明記されたクラスを選びましょう。いきなり強度の高い流派に入るより、基本のハタや穏やかなクラスから入ったほうが続けやすく、ポーズの土台も身につきます。
多くのスタジオには体験レッスンがあるため、気になるスタイルを2〜3つ実際に試してから決めるのがおすすめです。通うのが難しければ、まずオンラインで雰囲気をつかむのも良い方法です。体に痛みや違和感が出たら無理をせず中止し、持病や体調に不安がある場合は事前に医師へ相談してください。
- 「初心者向け・ベーシック」クラスから始める
- 目的(リラックス/運動量/発汗)を一つ決める
- 体験レッスンで2〜3スタイルを比べる
- 通いにくければオンラインから試す
- 痛みや不調が出たら中止し、不安があれば医師に相談
よくある質問
Q. ヨガの種類が多すぎて選べません。何から始めればいいですか?
A. 流派名から選ぶより、目的を一つ決めるのが近道です。リラックス目的なら陰ヨガや穏やかなハタ、運動目的ならヴィンヤサやパワーヨガ、発汗目的ならホットヨガや溶岩ヨガが候補です。まずは「初心者向け」と書かれたクラスや体験レッスンから試すと失敗しにくいです。
Q. ホットヨガと溶岩ヨガは何が違うのですか?
A. どちらも温かい環境で行うホット系ですが、温め方が異なるとされます。一般的なホットヨガは室温・湿度を上げて行い、溶岩ヨガは溶岩石プレートなどの熱を利用する点が特徴です。ただし設備や呼称はスタジオにより異なるため、詳しくは各スタジオの案内を確認してください。なお両者の違いは別記事「ホットヨガと常温ヨガの違い」でも整理しています。
Q. 運動が苦手でも続けられるスタイルはありますか?
A. 陰ヨガやリストラティブヨガ、穏やかなハタヨガは運動量が少なめで、運動が苦手な人にも取り組みやすいスタイルです。激しく動かずに呼吸とともに体をほぐしていくため、まずはこうした穏やかなクラスから始めるのがおすすめです。
Q. スタジオに通わずに始めることはできますか?
A. オンラインヨガを使えば自宅で始められます。SOELUやうちヨガ+、LEAN BODY、ヨガログなどのサービスがあり、幅広いプログラムから複数のスタイルを試せます。通う時間が取りにくい人や、まず雰囲気を知りたい初心者に向いています。
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